“まち”の魅力を最大化するには地権者や建築家だけでなく、あらゆる分野の専門家との協働が欠かせません。
私たちは多様性を尊重しながら、一体感を備えた“まち”を世代を超えてつくり上げていく有力な方法として、マスタープランとデザインガイドラインを用いて、豊かな街づくりを行っています。

私たちは建物単体のデザインだけではなく、周辺の建物やその土地の歴史や風土、そして様々な条件や街の中における開発の役割などを汲みとり、“まち”を「遠景」「中景」「近景」の視点から見つめ、プロジェクトにとっての最適なデザインを提供します。

“まち”の賑わいを考えるとき、私たちが大切にしていることは、海や河川などの自然環境、通りや広場・公園などの外部空間と建物を街空間一部であると捉えて、一体的に連携させるという視点です。私たちはこの視点でランドスケープ空間をデザインし、賑わいに溢れた美しい風景をつくり、同時に集客力の高い付加価値のある場所を生み出しています。

快適で目的性の高い内部空間を生み出すためには、空間の形、材料、色彩、光、質感を繊細に操るデザインの力と人々の心の動きを捉える洗練された感性、さらにそれを空間に反映させる実行力が必要です。
私たちはこれらの力を用いて、商業、住宅、オフィスなど様々な空間に新しい付加価値を生み出しています。

私たちは、プロダクト、アート、グラフィックといった街・空間を彩る“もの”のデザインを通じて人々に感動を与え、イベントや仕掛けを通じて“こと”を起こし、街・空間にさらなる魅力や付加価値を提供しています。これらの“もの”や“こと”によって、利用者や事業者、そして携わる多くの方々を笑顔に出来るよう、様々な角度からデザインを行います。