Brillia Seiseki-Sakuragaoka BLOOMING TERRACE
| 用途 | Residential |
|---|---|
| 業務内容 | Architecture / Landscape / Interior / MONO-KOTO Design |
| クライアント | 東京建物株式会社, 株式会社東栄住宅 |
| 設計体制 | デザイン監修(外装・外構・共用部インテリア): 光井純&アソシエーツ建築設計事務所 設計・監理:三井住友建設株式会社 |
| 施工 | 三井住友建設株式会社 |
| 延床面積 | 24,876.06m² |
|---|---|
| 階数・構造 | 17F, RC造 |
| 所在地 | 東京都多摩市関戸1丁目20番3号 |
| 撮影 | 黒住直臣 |
聖蹟桜ヶ丘の桜木立
本計画は3街区からなるまちづくりの最終街区となるプロジェクトである。まち全体のコンセプトである”RIVER SIDE TERRACE”を踏襲しながら、京王線聖蹟桜ヶ丘駅と多摩川を繋ぐ賑わいの結節点とするため、人々の交流の場となる仕掛けをデザインした。線路に近接する「Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING RESIDENCE(2022)」と敷地中央部の「サクテラスモール(2023)」の2つの先行開発に対し、本街区は多摩市せいせき公園に近く、より自然の多い環境であることをデザインの違いとして表現した。駅から多摩川を結ぶように植えられている桜を本街区西側に連続させるように桜の列植を設け、桜木立を楽しめる街の特徴をより強化し街への貢献を試みた。
先行街区の開放的なランドスケープデザインに対して、本街区では緑に囲まれながらリラックス出来る憩いの場を設け、対比的な特徴あるランドスケープデザインとした。まち全体を回遊すると、本街区の樹木密度の高さや緑との近さを特徴的に感じることが出来る。また、まち全体で舗装材を揃え、共通の樹種を用いることでまち全体としての一体感を創出することも大切にした。
本街区内外が自然や緑量豊かな環境であることから、ファサードデザインコンセプトは大樹が寄り合うことを意味する”BUNDLE”とした。柱と梁がフレーム状に組まれたアウトフレームの重厚感あるボリュームと、持ち出しスラブによるバルコニーの軽やかなガラス手摺のボリュームの組合せによって、異なるボリュームが寄り合って1つのデザインとなるファサードとしている。頂部の矩形クラウンによって大樹としてのボリュームの寄り合わせがスカイラインにも際立つようにした。低層部には自然素材のベージュ系タイルや木目調の金属パネルなどを用いてランドスケープの自然要素と馴染むデザインとなっている。
共用部のインテリアデザインは、川岸の森に佇むテラスをイメージし、どこに居ても自然との一体感のある落ち着いた気持ちで過ごせる空間を目指した。エントランスホールは目の前の森が映えるよう濃い色調で構成し、葉脈をイメージしたデザインウォールやランドスケープを眺めながら昇り降り出来る特徴的な階段で、居住者や来訪者を出迎える。2Fのラウンジは、森、川、空を感じることのできるこの地ならではの特別な空間である。美しい夕日を愛でることの出来る特等席であり、刻々と変わる陽光を浴びる森や水面と共に時間や季節の移ろいを楽しむ場所とした。ワーキングラウンジ、ランドリールームでは機能を満たすだけではなく利用者それぞれに寄り添う多様な居場所空間を設け、一日が豊かに彩られるようデザインした。また多摩産の木材を用いたアートなど細部に至るまでここにある自然と共にあることをデザインに昇華している。
あらゆる角度から聖蹟桜ヶ丘の美しい自然を感じ日常に潤いを与える住環境を創造できたと思っている。
弊社サービス、設計業務のご相談、
プロジェクトに関する事や採用情報など、
お気軽にお問い合わせ下さい。