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Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING RESIDENCE

Brillia Tower Seiseki-sakuragaoka BLOOMING RESIDENCE

Residential / 2022

用途 Residential
業務内容 Architecture / Landscape / Interior / MONO-KOTO Design
クライアント 東京建物株式会社, 株式会社東栄住宅, 京王電鉄株式会社, 伊藤忠都市開発株式会社
設計体制 デザイン監修(外装・外構・共用部インテリア):
光井純&アソシエーツ建築設計事務所
設計・監理:三井住友建設株式会社
施工 三井住友建設株式会社
延床面積 47,613.10㎡ 
階数・構造 33F, RC造
所在地 東京都多摩市関戸一丁目20番1
撮影 黒住直臣

多摩市の玄関口に相応しいランドマーク

本プロジェクトは、多摩川とにぎわいあふれる聖蹟桜ヶ丘駅との中間に位置し、自然の豊かさと交通の利便性を享受できる立地である。目の前には雄大な多摩川の風景が広がり、京王線の車窓からは多摩川を前面にタワーの全景を望むことができる。豊かな自然環境と調和する自然素材を用いた低層部と空に向かって伸びやかに立ち上がっていく先に多摩川の流れや筋雲をイメージした優美な曲線状のタワー頂部クラウンを有する、多摩市の玄関口に相応しいランドマークとなるタワーをデザインした。

“RIVER SIDE TERRACE”をコンセプトに掲げ、建物の内外にこの地ならではの自然環境を享受する様々なにぎわいの場所を設けた。多摩川側に向かって約3mの高低差を生かし、多摩川を望み、水辺の静寂さを感じる北側エリアと季節ごとに表情を変化させる樹木に囲まれた南側エリア、そして中央には親子で遊べる開放的な芝生広場を設け、パーゴラ・木陰に配置したベンチによって憩いの空間を創出した。テラスには木を基調としたマテリアルを用いて、敷地全体で自然豊かな環境を体感できる計画とした。

建物内部は芝生広場に面した2層吹き抜けの開放的なエントランスホール、豊かな緑に面する駅側は交流の場所となるコミュニティラウンジ、パーティールームやキッズルームを設けている。そして陽光に照らされた多摩川を前面に望む2階のエントランスラウンジは外を眺めながら気持ちよく寛いだり、ちょっとした仕事もできる空間となっている。空間全体を明るい素材で構成することで、広がりと開放感のある空間を演出した。シャンデリア、パーティションなどには聖蹟桜ヶ丘とゆかりのある宇宙(そら)桜のモチーフを採り入れ、この土地のアイデンティティをデザインにも踏襲した。また、3階のゲストルーム2室は「和の旅館」と暖炉を設けた「洋の別荘」の趣の異なるデザインとし、居住者とゲストに非日常的な寛ぎの場所となるよう計画した。

この計画により聖蹟桜ヶ丘に新たなライフスタイルが生まれ、人々の記憶に残る風景となることを願っている。

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