Kiralis HAKODATE
用途 | Residential, Commercial, Office |
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業務内容 | Architecture / Landscape / Interior |
クライアント | 株式会社NAアーバンデベロップメント、マンション売主:株式会社フージャース コーポレーション |
設計体制 | デザイン監修(外観、外構、共同住宅部エントランスホール+1階EVホール):光井純&アソシエーツ建築設計事務所 |
施工 | 西松建設株式会社 |
延床面積 | 17,776.73㎡ |
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階数・構造 | 16F/B1F/PH2F, RC造 |
所在地 | 北海道函館市若松町20 |
撮影 | イマダフォトサービス |
キラリス函館(函館MARKS THE TOWER)はJR函館駅前に立地し、函館朝市や函館山にも程近く、市民や観光客はもちろん、函館市にとっても駅前のシンボルとなる重要な大規模プロジェクトである。
JR函館駅に降り立った際や朝市に訪れた際、遠景からひと目で商業施設と分かるワクワク感を、どう建物デザインに落とし込むかがデザインのポイントとなった。
建物は商業・業務の低層部と、分譲マンションの高層部という大きな二層構成となっている。凍てつく寒さの冬の函館に暖かみを与える華やかな色合いの低層部は、夏においても色褪せず周囲の建物と馴染むものとしている。また、高層部は周辺に高い建物のない函館の広い空に溶け込み、爽やかな印象を与える白色を基調としている。
低層部は、大小様々な窓がランダムに配置されたユニークなコンポジションで他にはない、遠景でも商業施設であることが分かる、目を引くデザインとした。他にも、ファサードの窓形状や枠回りは、函館に残る旧函館区公会堂等に見られる縦長プロポーションの窓や、港の倉庫等に用いられた赤レンガをモチーフにデザインに取り込んでいる。低層部のランダムで動きある要素を、高層部柱梁等にもランダムなベージュ色の欠き込みとして取込み、細やかな陰影をまとった住宅らしいファサードデザインとした。また、低層部の吹抜けの階段室を「街の暖炉」のようにライトアップし、駅前の交差点を彩っている。
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