MAKUHARI BAY-PARK RISE GATE TOWER
| 用途 | Residence |
|---|---|
| 業務内容 | まちづくり / 建築 / ランドスケープ / インテリア |
| クライアント | 三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、JR東日本伊藤忠不動産開発株式会社、東方地所株式会社、株式会社富士見地所、袖ヶ浦興業株式会社 |
| 設計体制 | デザイン監修(外観、外構、共用部インテリア):光井純&アソシエーツ建築設計事務所 設計・監理:熊谷組一級建築士事務所 |
| 施工 | 株式会社熊谷組 |
| 延床面積 | 74,757㎡ |
|---|---|
| 階数・構造 | 38F, RC造(一部S造) |
| 所在地 | 千葉市美浜区若葉3-1-1-13 |
| 撮影 | 株式会社ナカサアンドパートナーズ |
| 担当者 | 佐藤 秀人, 安部 絵理香, 遠洞 躍斗, 山野 太道, 鈴木 慧 |
「Shimmering」(きらめき)
幕張若葉地区の中でも花見川や緑地帯に近い特徴を活かし、自然が創り出す繊細な現象を落とし込んだタワーデザインとした。「Shimmering」(きらめき)をコンセプトに水面の波立つ輝きや風に揺れる木々の移ろいを外装に落とし込んだ。風車のように方位ごとに色のグラデーションで方向性を出し、手摺を小刻みに雁行させ、細かな反射の変化をつくった。1層ごとに雁行点を変え、さらに6層おきに暗色の分節を取り入れ、方位が変わるごとに高さ方向の変化により、軽やかに動き出すような表情とした。低層部は水面を思わせるターコイズブルーの大小のテラコッタタイルで光を捉えながら刻々と変化する自然のきらめきと同調する外観をつくった。その低層部のタイルやガラス面には周囲の豊かな植栽計画が映り込む。
ランドスケープデザインでは、「里街」をコンセプトに、緑と人、街がともに育つ、未来のふるさとの創出を目指した。街の賑わいが集まる若葉三丁目公園に近接する「街」エリアから検見川方向に広がる緑豊かな「里」エリアまで、多様な空間を連続的に配置することで、変化に富んだ空間体験を提供している。木陰をつくる高木の下を縫うように巡る歩行空間をはじめ、子供から大人までが集うシンボルツリーとツリーデッキ、生物多様性を支え、生物の営みを身近にうかがえるビオトープ、さらには食べられる実のなる樹木を育て収穫を楽しめるエディブルガーデンなどを計画した。これらを通じて豊かな自然が暮らしの中に当たり前に存在する環境を創出している。
また、「里街」に佇む木造低層棟店舗は自然の中に人々が集うタープをモチーフとし、周囲の緑と調和する柔らかな屋根形状とした。30階のビューラウンジ&ゲストでは自然が織りなす繊細なきらめきを音楽の「コンチェルト」になぞらえ、インテリアデザインに落とし込んだ。指揮棒の軌跡をモチーフとした流れるラインの重なりが空間にリズムと広がりを与えている。ベイパークでの暮らしを彩るエッセンスとして、アイコニックなキッチンやビューバスなど非日常の体験を提供する仕掛けを施した。
建築とランドスケープが一体となって幕張若葉の豊かな自然環境と響き合い、日常の中に繊細なきらめきと潤いをもたらす新たなランドマークを実現した。