Tanabesou Shunsai Dining Aoisho
用途 | Commercial, Restaurant |
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業務内容 | Interior |
クライアント | 田辺宗 |
設計体制 | 設計・監理 / 光井純&アソシエーツ建築設計事務所 |
施工 | 要建設 |
延床面積 | 1,985.32㎡ |
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階数・構造 | - |
所在地 | 京都府京都市上京区青龍町 |
撮影 | 株式会社ナカサアンドパートナーズ |
旬彩ダイニング葵匠は、京都で百有余年もの長きに渡り、京つけもの・味噌を製造販売してきた老舗の既存店舗を残しながら、店舗・レストランとして改修を行ったプロジェクトである。我々は、既存の蔵戸や味噌樽をインテリアオブジェとして再利用することで、京都の街並みや店舗へ来られるお客様に対しても、記憶の継承ができる仕掛けをつくった。レストランのインテリアデザインにおいては、七宝格子、縦格子、パターンガラスを店舗内間仕切りに使うことで、緩やかな空間の仕切りと視線が通ることでの空間の連続性を実現させている。
また、外観にも古都京都のこれからの時代に向けた現代的な試みとして、斬新さを盛り込むため、商売繁盛・子孫繁栄を意味する七宝文様を、低層部のファサードのデザインモチーフに取り入れている。七宝文様の施されたガラスとバックボードに間隔を設けることで、光の当たり方により文様の影がバックボードに映り込み、奥行き感が時とともに変化してゆく仕掛けをデザインに取り入れた。
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