Tsunashima Sustainable Smart Town
用途 | Commercial, Residential, Office, Energy Center |
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業務内容 | Urban Design + Planning |
クライアント | パナソニック株式会社、野村不動産株式会社、ユニー株式会社、Apple Inc.、JXTGエネルギー株式会社 |
設計体制 | コンセプトデザイン、プロトタイプデザイン : 光井純&アソシエーツ建築設計事務所 |
施工 | - |
延床面積 | A地区(研究施設)︓約24,950㎡、B地区(商業施設)︓約38,420㎡、C地区(学⽣寮)︓約5,330㎡、 (⽔素ステーション)︓約200㎡、(エネルギーセンター)︓約680㎡、D地区(集合住宅)︓約7,190㎡ |
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階数・構造 | - |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁⽬ |
撮影 | ⿊住直⾂ |
Award | LEED-ND Certified |
本計画はパナソニックの⼯場跡地に新たなサスティナブル・スマートタウン(以下、SST)をつくる事業であり、SSTが地域に開かれた賑わいの拠点としてあるべき姿を⽰すことが求められた。私たちはデザインコンセプト・プロトタイプデザインをつくる⽴場としてプロジェクトに参画した。
本計画は6つの事業者がそれぞれ⽤途も竣⼯時期も異なる建物を計画するという状況だったため、街のビジョンを共有するために全事業者が参加するまちづくり協議会という会議体の中で私たちがデザインコンセプト・プロトタイプデザインを提案し、全事業者と議論を⾏うというプロセスを経た。
その中で私たちは建築ファサードにおいて先進的な環境配慮の取り組みが分かるように、SSTが提唱するスマートサービスの6要素のうちの3つのEnergy・Community・Wellnessの「⾒える化」をデザインコンセプトとして提案した。それをもとに、太陽光パネルを取り⼊れたファサード(or環境に配慮したファサード)やファサード要素の⽊調化、緑⾃然と調和する⾊彩などを取り⼊れたプロトタイプデザインをつくった。
またランドスケープにおいては“機能の緑”、“⼈の活動に合わせた光”、“統合化された安⼼・安全な街” という3つが、制御システムにより最適化される「スマートインフラ」というコンセプトを提案し、樹⽊の配置や広場のデザイン、セキュリティカメラや照明の配置などのプロトタイプデザインをつくった。
私たちは上記を反映した模型やパースをつくり、まちづくり協議会で何度も議論を重ねた。そのプロセスの中でSSTのあるべき姿の共有と取り組むべきデザインの指針を取捨選択し、全事業者と同じ⽅向を向いてデザインを検討することができた。こういった経緯を経て現在のSSTがつくられることに繋がった。
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