MAYA CITY STATION AXIS
用途 | Residential |
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業務内容 | Architecture / Interior |
クライアント | 三井不動産レジデンシャル株式会社、 JR西日本不動産開発株式会社 |
設計体制 | デザイン監修(外観、インテリア共用部): 光井純&アソシエーツ建築設計事務所、 設計:株式会社アクアス、大鉄工業株式会社 監理:株式会社アクアス |
施工 | 大鉄工業株式会社 |
延床面積 | 9,814.32㎡ |
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階数・構造 | 9F, RC造 |
所在地 | 神戸市灘区灘北通4丁目102番 |
撮影 | 砂田写真工房 |
阪神間を繋ぐJR神戸線沿いに位置する摩耶シティは、A~G街区の7街区で構成され、本計画のA街区は6街区目に完成したプロジェクトである。JR摩耶駅や病院、スーパーが新設されながら、10年以上の歳月をかけて創られる新しい街である。
A街区はその中でも最東端に位置し、大阪方面の車窓からの「街の顔」となるプロジェクトとしてデザインされている。大阪方面に面する東妻面ボリュームのガラスを多用した特徴的なデザインは、A街区の持つ個性を際立たせている。また、東西方向に長い壁面となる南面は三宮方面に向かうにつれて、ガラスの表情から隣接する街区の色調に近づく壁面デザインとし動きのある多様な表情を創り出している。更には、竣工した先行街区の色調やディテール、素材の一部を継承し、街全体の一体感を生み出すデザイン手法も取り入れ、多様性と一貫性がバランスする街並みとしている。
本計画の共用部は他街区と異なり、マンション本体とは独立した分棟形式で計画されている。街区全体で唯一となる共用棟を本エリアの山の手で見られる「迎賓館」として捉え、洋館が持つシンメトリー構成や細やかなデザインといった特徴的な要素を、現代的な素材やデザインボキャブラリーで構築し、洗練されたデザインへと落とし込んだ。共用棟インテリアには神戸や摩耶の地歴を想起させるアートコレクションが並び、まさに「迎賓館」として住まわれる方々やゲストを迎え入れる空間となっている。
摩耶シティは最終のB街区をマスターピースとして迎えるといよいよ街づくりの完成であり、全街区完成しての新しい街のスタートとなる。
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