Park Court Azabu-Juban The Tower
用途 | Residential |
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業務内容 | Architecture / Landscape / Interior |
クライアント | 三井不動産レジデンシャル、新日鉄都市開発、藤和不動産 |
設計体制 | デザインアーキテクト/光井純&アソシエーツ建築設計事務所、設計・監理/アール・アイ・エー+久米設計 三田小山町地区設計共同体 |
施工 | 大成建設 |
延床面積 | 65,421.63㎡ |
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階数・構造 | 36F/B1F/PH2F, RC造/一部SRC造/S造 |
所在地 | 東京都港区三田1-7-1 |
撮影 | 黒住直臣 |
敷地は麻布十番駅と赤羽橋駅のすぐ近くにあり、首都高速道路にも近接するユニークな場所である。我々はこの周辺地域によく見られる、都会の森に囲まれた邸宅地の雰囲気を開発に踏襲するために、様々なデザインの工夫を凝らした。
邸宅であることは、普遍性を帯び変わらない価値を持つことである。デザインにあたり我々はまず、高層部はシンメトリーをベースに3層構成をとりながら、安定感と落ち着きのあるタイムレスなデザインとした。特に頂部のデザインについては、眺望を最大限に活かした全面ガラスのクラウンによって、この地域のランドマークとしての特徴づけを行った。
また、このクラウンは日照とプライバシーに配慮した水平フィンのデザインによって陰影と奥行きを表現している。そして中層の三田ガーデン棟とタワー棟が景観的な一体性を生み出すように、タワー棟の低層部でも意識的にセットバック表現を行うとともに、外観デザインについても一貫性を重視している。さらには、タワー棟と三田ガーデン棟との間に中庭をとって、両者の緩衝空間を作りながら、水の演出や高木の植栽を行って地域へ解放し、都市環境への貢献を行っている。
タワー棟低層部の外観は花崗岩と2丁掛けタイルによって構成し, 落ち着いた色調を使って、ふんだんに配された植栽の色と調和するように配慮した。また敷地を囲む街路空間には、街路に沿って積極的に植栽を行うとともに、照明デザインや、歩道の仕上げ材料についても細やかな工夫を行い、周辺環境の向上に配慮している。
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