• TOP
  • WORKS
  • シーンズ京都四条烏丸 彩ノ邸・凛ノ邸

シーンズ京都四条烏丸 彩ノ邸・凛ノ邸

Scenes Kyoto Shijo Karasuma Sai no tei/Rin no tei

Residential / 2023

用途 Residential
業務内容 Architecture / Interior
クライアント 大阪ガス都市開発株式会社
設計体制 デザイン監修:光井純&アソシエーツ建築設計事務所
設計・監理:株式会社都市建築設計
施工 株式会社かねわ工務店
延床面積 【彩ノ邸】332.42㎡
【凛ノ邸】274.42㎡
階数・構造 【彩ノ邸】RC, 5F 【凛ノ邸】RC, 5F
所在地 【彩ノ邸】京都市下京区松原通西洞院東入藪下町25番1
【凛ノ邸】京都市下京区高辻通西洞院東入下る菊屋町757番
撮影 カ・ドーロ

京町屋の伝統的な“機能・モジュール・空間”にモダンさを織り込む

京都の商業・文化・ビジネスの中枢「四条烏丸」エリアに位置するマンションである。計画地は2つに分かれている特徴があり、それぞれの敷地を活かし、京都の町屋ではめずらしい2棟が連携したデザインで、新たな邸宅の在り方を目指した。

デザインのコンセプトは「MODERN & WOVEN」。京町家の建築様式を現代の素材を用いて表現することで、伝統や文化の中にモダンさを織り込んだ。

人の目線に近い2、3階には瓦屋根をモチーフとした庇を設け、周辺の街並みとの調和を実現。様々な角度をつけたルーバー面格子を前面に施すことで、通りからのプライバシーに配慮しながらも、時間の経過や眺める角度によって様々な表情の変化を楽しめる。エントランスでは、京の路地(ろーじ)と辻子(ずし)の空間構成をデザインに落とし込み、凛ノ邸では路地に柔らかな太陽光が差し込むような空間を演出し、紙の光壁や漆のアートにより彩を与えた。彩ノ邸は辻子をイメージし、温もりある木調ルーバーが奥へ奥へと導き、京都の伝統工芸である組子細工が空間のアクセントとなっている。

京都の伝統とモダンな感性が織りなす「個性」をともなった邸宅となっている。

RELATED WORKS

CONTACT US

弊社サービス、設計業務のご相談、
プロジェクトに関する事や採用情報など、
お気軽にお問い合わせ下さい。