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パークタワーグランスカイ

Residential, Commercial / 2010

用途 Residential, Commercial
業務内容 Architecture / Landscape
クライアント 東五反田二丁目第2地区市街地再開発組合
設計体制 外装及び外観デザイン監修:光井純&アソシエーツ建築設計事務所、外装デザイン協力:STUDIO ABK、マスターアーキテクト:日本設計
施工 鹿島・奥村 建設共同企業体
延床面積 62,188.55㎡
階数・構造 44F/B2F/PH2F, RC造
所在地 東京都品川区東五反田2-10
撮影 小池宣夫写真事務所

プロジェクトについて

パークタワーグランスカイは、東五反田地区29hの再開発エリアにおけるマスタープランの考え方に基づいて、街全体にさらに統一感と多様性を生み出し、豊かな居住空間、美しい景観を実現するために細やかなデザインを施したプロジェクトである。この地区では150mの高さを持つ超高層タワーとして、将来整備される北品川地区の開発の超高層タワーと対になってこの街の両端を景観的に固めて、街として遠景での領域性を生み出す役割を担っている。

外観デザインにおいては、洗練された都市景観を目指し多様な感性を取り入れるために海外のデザイナーも参画し、英知を結集してデザインを行った。我々はまず、隣接する目黒川に対して堂々としたカスケード状のデザインを行い、目黒川の水への景観的な意識を視覚化した。さらに二十数種類におよぶタイルと貼り分けのパターンを用意して、あたかも繊細な表情を持つ織物のように豊かな表情を外観に生み出した。そして光沢のあるラスタータイルをアクセントとして隋所に施し、太陽の角度や視線の方向によって外壁の表情が様々に変わるよう工夫を凝らしている。周辺地域にある城南五山との調和を図るためにアースカラーの色彩を取り入れ、その色彩の領域ごとに暗色の金属パネルによるフレーミングを行って、タワー全体のデザインモチーフであるカスケードの存在感を強化させている。

タワーの頂部には、大地からそびえる建物が天空へと突き抜けてゆくように、尖塔のデザインとグリッド状のデザインを対比的に使って個性的なデザインを生み出している。その頂部の空間には屋上庭園やジャクジーなど居住者のためのアメニティーが用意され、都心居住ならではの眺望ともてなしの空間となっている。

我々は、素材の一つ一つのディテールに徹底的にこだわり、深みのある風合いや作り手の手触りを感じられる、上質でぬくもりのあるデザインによって、周辺地域の自然との連携と調和を図った。

大崎・五反田地区のまちづくり
https://www.jma.co.jp/works/urban-planning-for-osaki-gotanda/

オーバルコート大崎
https://www.jma.co.jp/works/oval-court-osaki/

パークシティ大崎
https://www.jma.co.jp/works/park-city-osaki/

 

 

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