MAKUHARI BAY-PARK SKYGRAND TOWER
用途 | Residential, Retail |
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業務内容 | Architecture / Interior |
クライアント | 三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、伊藤忠都市開発株式会社、東方地所株式会社、株式会社富士見地所、袖ヶ浦興業株式会社 |
設計体制 | デザイン監修(外観、外構、共用部インテリア):光井純&アソシエーツ建築設計事務所、設計・監理:熊谷組一級建築士事務所 |
施工 | 株式会社熊谷組 |
延床面積 | 91,393.27 m² |
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階数・構造 | 48F/PH2F, RC造/一部S造 |
所在地 | 千葉市美浜区若葉 3-1-1 |
撮影 | 黒住直臣 |
幕張ベイパークの南側に拡がる幕張ベイタウンでは、中高層住宅主体の沿道型開発が進められてきた。そして、幕張ベイパークではタワーマンション主体の開発が進められている。その第二段となる本街区もタワー型主体の計画であり、それにより生み出される広大なオープンスペースをいかに活用するかが計画の重要な課題となった。
このタワーは高さ160mを超え、湾岸線を経た東関道の成田方面へ向かう車窓から見える場所に位置し、海浜幕張駅前、幕張海浜公園からもその姿を見せる。そのため、このタワーの高さとボリュームからなる圧倒的な存在感は当初から想定しており、それに対しての配棟計画やランドスケープ、タワーの在り方については、後続する幕張ベイパークの街づくりに影響を与えていくため、常に街づくりのプロセスを意識しながら計画に反映を重ねてきた。
幕張ベイパーク最大の特徴となるのが中央の若葉公園であり、街全体が確固とした中心のある街として計画されている。本街区においても公園を中心に低層商業棟のショップフロントやタワーへのメインアプローチを配置することにより、公園に対しての正面性と相互利用される関係性をつくり出している。
タワーと低層棟のファサードデザインについては、幕張の豊かな自然環境が備えるダイナミズムと建築が互いに馴染んでいくよう、ファサード全体の表情が緩やかに変化し、自然と調和していくデザインを目指した。そして、敷地内オープンスペースでは、多様な空間が次々と連続するランドスケープデザインにより公園へと繋げ、街の空間として一体的に共有されるランドスケープを目指した。
こうした街づくり視点の積み重ねが、進化を続ける幕張全体のイメージをつくる構成要素となり、さらには幕張のランドマークとして成長することを願い見守っていきたい。
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