アデニウムタワー梅田イーストスクエアは、大阪駅・梅田エリアからも程近く、天神橋筋の商店街も生活圏とする利便性の高い立地に位置している。
また、今後も開発が進む地区であり、周辺は低層建物が多く緑地も少ないエリアであることから、緑豊かなランドスケープに建つ超高層タワーとして「特別な場所」を提供することを目標とした。

30階建てのタワーは、その高さやシルエットを美しくみせる工夫を随所に施している。
低層部より伸び上がる白色のマリオンと、そのマリオンを引き立てる緑色の軒天がグラデーションで空に昇っていき、タワーの伸びやかさを強調している。
また、コーナー部は白色を基調にして、ベージュとアクセントカラーの赤色ラスタータイルをボーダー上に配し、タワー全体を細く引き締めて見せると共に、ヒューマンスケールの細やかなデザインとしている。

緑の少ないエリアにおいてオアシスとしての特別感を創出する為、緑豊かなランドスケープで敷地全体を覆い、その緑量を最大限に借景とした開放感溢れるエントランスホールをランドスケープと共に一体的にデザインしている。