Kosugi 3rd Avenue

Kosugi 3rd Avenue

Residential, Commercial, Public / 2020

用途 Residential, Commercial, Public
業務内容 Architecture / Landscape
クライアント 小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
設計体制 デザイン監修
(住宅棟外装及びランドスケープ):光井純&アソシエーツ建築設計事務所、
(商業棟外装デザイン及び1F共用部、スカイラウンジ):A.N.D、
(4F共用部):株式会社GARDE、
設計・監理:大成建設一級建築士事務所株式会社
施工 大成建設株式会社
延床面積 68,795.18㎡
階数・構造 38F/B2F, RC造一部S造
所在地 神奈川県川崎市中原区小杉町3-600
撮影 吉田誠
Award 市街地再開発等功労者表彰

ONLY ONE TOWER

本計画はJR南武線「武蔵小杉」駅より徒歩1分に位置する複合施設である。立地条件や街の育んできた歴史などを読み込み昇華し、武蔵小杉内でもここにしかない”Only One Tower”となることを目指した。
本計画は、他の武蔵小杉エリアの開発と異なり面的な広い庭を持たない都市的な計画であった。また、扇の要といわれ、他の地域には見られない商業地としての賑わいを持つ場所でもあった。そのため、街の持つポテンシャルを活かしながらの計画を行った。
ランドスケープでは、“3世代、交流、憩い”をテーマとしている。親子で座れるベンチや、3世代をイラスト化した壁面アートなどを街中に散りばめ、通りと広場を回遊することでよりそのテーマを感じられるようにした。広場が人々を迎え入れ、街の骨格である通り(3rd Avenue)へと導く。そして、ステップガーデンと名付けた立体的なテラスへと連続させることにより、この街がより豊かな場所になると考えている。
外装デザインでは、この場所の持つ地脈を受け継ぎ発展していくように、低層部を”大地”、高層部を”空”と捉え、”光”を纏いながら伸びあがっていくデザインとした。高層部では、マリオンや手摺ガラスの色彩を変化させることにより軽やかで強く空へ抜ける上昇感のあるデザインとした。一方低層部では、タイルや石材といった自然になじむ素材をベースに金属やガラスをアクセントとして加えることで、重厚でありながらも繊細なデザインを展開している。商業と住宅という性格の異なる両棟の使用する素材やデザインモチーフを統一することにより、街全体に統一感を持たせている。
照明計画においても、外装デザインと同様に上昇感を生むデザインとした。具体的には、車寄せや住宅エントランスに用いられているアルミリブやマリオンといった伸びあがる部材を照らす計画としている。植栽もアッパーライトによって照らし上げることにより街区の一体感をつくることを意識した。
本計画のデザインが街の持つポテンシャルを引き出し、より一層の賑わいを生み出していくことを願う。

武蔵小杉のまちづくり
https://www.jma.co.jp/works/urban-planning-for-musashikosugi/

ザ・コスギタワー
https://www.jma.co.jp/works/the-kosugi-tower/

パークシティ武蔵小杉・Luz武蔵小杉
https://www.jma.co.jp/works/park-city-musashikosugi/

パークシティ武蔵小杉 ザ グランドウイングタワー・ららテラス 武蔵小杉
https://www.jma.co.jp/works/park-city-musashi-kosugi-grand-wing-tower

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン
https://www.jma.co.jp/works/park-city-musashikosugi-the-garden/

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