Nathan Suites
用途 | Residential |
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業務内容 | Architecture / Landscape / Interior |
クライアント | TID Pte Ltd. |
設計体制 | デザイン監修:光井純&アソシエーツ建築設計事務所 設計・監理:ADDP Architects |
施工 | 三井住友建設 |
延床面積 | 9,188.55㎡ |
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階数・構造 | 24F/B1F/PH1F, RC造 |
所在地 | 21 Nathan Road Singapore |
撮影 | 黒住直臣 |
敷地のあるネイザンストリートはシンガポールの中心街であるオーチャードストリートのすぐ近く、落ち着いた住宅街であり、大使館等の集まる環境明媚な場所である。クライアントは、現地の不動産開発会社と日本の不動産開発会社が協働した合弁会社であり、打ち合わせ等は全てバイリンガルで行われた。シンガポールは景観に対する関心が大変高く、景観審査も慎重に行われたが、我々が提案したデザインをそのまま実現することができた。
外観は飛翔をイメージして外部バルコニーの形を利用して、大地から空へとスパイラル状に上昇する形を作り上げた。構造は現場打ちコンクリートにて行われたため、日本とは違って自由度の高いダイナミックな形を作り上げることができた。シンガポールでは一階の階高を10m程度とって天井高の高いエントランスロビーを実現している。これは現地では、地表面に近いマンションは大変売りにくいといった現実的な理由から階高が設定されているが、これを逆手にとって風通しの良い、オープンなエントランス空間を実現することができた。外部プールのデザイン、ランドスケープデザイン、各パビリオンのデザインなど全ての外部空間のデザイン、照明デザインについても現地の設計事務所や施工会社と共にデザインコントロールを行って高品質の建物を実現することに成功した。
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