Abeno Harukas
用途 | Office, Commercial, Hotel, Museum |
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業務内容 | Architecture |
クライアント | 近畿日本鉄道株式会社 |
設計体制 | 設計統括:株式会社 竹中工務店 /外装設計:株式会社 竹中工務店+Pelli Clarke Pelli Architects |
施工 | 竹中工務店・奥村組・大林組・大日本土木・錢高組 共同企業体 |
延床面積 | 351,664.43㎡ |
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階数・構造 | 62F/B6F/PH1F, SRC造/S造 |
所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 |
撮影 | 黒住直臣 |
Award | 第56回BCS賞, CASBEE S |
あべのハルカスは、大阪のキタとミナミの二大拠点に続く、第三の拠点として阿倍野地区のランドマークとしてつくられ、日本一の高さ(2016年3月段階)を誇る300mの複合用途のタワーである。我々は、アメリカのPCPA及び竹中工務店と協働で外装のデザインを行った。さらに、既存の約10万㎡の低層部の百貨店も外装、内装をリニューアルしており、タワー部と一体感を持つデザインとしている。このプロジェクトは、百貨店、ミュージアム、オフィス、ホテル、展望スペース、近鉄駅ターミナルから成る複合用途であり、約20万㎡の敷地を持つ施設である。これらの多機能な用途をガラスのスキンで包み、ガラスのボリュームが空をつかむような上昇感のある表現としている。ボリュームの分節に合わせ植栽も積極的に取り入れて、頂部の展望スペースまで外装に緑のネットワークを実現している。低層部にはオレンジ色のバックボードにセラミックフリットパターンを取り入れることで、商業らしい賑わいも生み出している。夜にはガラスに内包された複合用途の表情が街の中に滲み出し、バーティカルシティーらしさが表れてくる。さらには、伊丹空港に着陸する際にもスカイラインが良く見え、空のアクセスからも大阪のランドマークとして相応しい姿を見せている。
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