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プラウドタワー名古屋栄・テラッセ納屋橋

PROUD TOWER NAGOYA SAKAE・TERRASSE NAYABASHI

Residential, Commercial, Office / 2017

用途 Residential, Commercial, Office
業務内容 Architecture / Landscape / Interior
クライアント 野村不動産株式会社、株式会社NIPPO、三菱地所レジデンス株式会社、三井物産株式会社、ユニー株式会社
設計体制 デザイン監修:光井純&アソシエーツ建築設計事務所、設計・施工:清水建設株式会社・大日本土木建設株式会社共同企業体
施工 A棟・住宅棟:清水建設株式会社
B棟:大日本土木株式会社
延床面積 62,010.65㎡
階数・構造 29F/B1F
所在地 愛知県名古屋市中区栄1-212、213
撮影 黒住直臣

プロジェクトについて

このプロジェクトは、名古屋市によって再開発基本計画が作成されてから約30年という長い年月を経てついに完成した、1万㎡を超える敷地の都市型の複合再開発事業である。敷地は建設ラッシュの続く名古屋駅と商業の中枢栄との間に位置し、かつては市電が走り名古屋のメインストリートとして親しまれてきた場所である。このプロジェクトは広小路通りと、柳のはためく堀川の水辺に架かる納屋橋の辻に計画された。
「NAGOYA URBAN GARDEN」を構想の基軸として、都心の暮らしに必要な便利さと快適さの両面を持つ「コンパクトシティ」の実現を目指した。暮らしがあり、働く場所があり、憩う場所がある。我々は様々な目的で人々が集まる、賑わいある都心の暮らしが実現できるよう、再開発全体のデザイン監修を行った。
また、歴史ある景観を残してきたこの土地だからこそ、新たな開発を行う中で人々に愛着を持ってもらえるよう、現代的なかたちで、これまでとこれからを結び付け、唯一無二の街づくりを目指した。

堀川の水辺、護岸と連続するテラスを建物内まで引き込み、内外の賑わいを街に広げ、護岸の色調や、落ち着きと重厚感のある街灯はアクセントとして外観デザイン取り入れた。辻に向かい合う登録有形文化財の「旧加藤商会ビル」の色調や陰影のあるディテールを、今回のプロジェクトの低層部分と住宅棟の外観デザインに取り入れ、街並みの一体感をつくり出した。植栽計画との相乗効果を図るため、敷地内の貫通通路やインテリアでは木立をモチーフとしてデザインを展開した。

このように歴史を継承した細やかな作り込みと都心の先進性を融合させることで、新しくもどこか懐かしい、名古屋納屋橋の新しい“暮らす都心”が完成した。

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