De Beers Ginza Building (Currently known as V88 Building)
用途 | Commercial |
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業務内容 | Architecture |
クライアント | マロニエ通り特定目的会社 |
設計体制 | 基本設計:光井純&アソシエーツ建築設計事務所、実施設計:大成建設一級建築士事務所 |
施工 | 大成建設 |
延床面積 | 3,997.3㎡ |
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階数・構造 | 11F/B2F, S造、柱:CFT造 |
所在地 | 東京都中央区銀座2-5-11 |
撮影 | 黒住直臣 |
Award | 第13回ステンレス協会賞 |
銀座は世界に名だたる商業の街である。そしてマロニエ通りはその中でも個性豊かな建築デザインが軒を連ねる華やかな街である。デビアス銀座ビルディングは銀座の華やかさと艶やかさを同時に表現したものでありたいと考えた。デザインにあたって最初にイメージしたのはしなやかに揺らぐ光のイメージであった。大地から立ち上がる光のリボンのように、あるいは色と形を間断なく変化させてゆくオーロラのように、銀座の華やかでそして優美な姿を持たせたいと考えていた。また、ここで表現したしなやかな曲線は、女性の美しいシルエットの様でもある。そのシルエットに添って輝く、あたかもダイヤのような煌きを外観の細やかなステンレスのディテールによって表現したいと考えた。
デビアス銀座ビルディングの外観は螺旋状に回転しながら立ち上がってゆくステンレス材よって構成されている。一つ一つのステンレス表面に施された特別の仕上げによって、外観は空の光や街の光を細やかに反射し、一日の時間の変化によってその表情は刻々と変化してゆく。そして同時に建築を見上げる人々の視点の位置の変化によっても建築の表情は無限の変化を示してくれるのである。銀座の街は時代の変化を街の姿にとり入れながら常に最先端のデザインを生み出してきた。デビアス銀座ビルディングもその銀座の伝統の中にあって、常に変化する街の表情を最先端の建築デザインによって表現したいと考えてデザインしたものである。
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