Fuji XEROX R&D SQUARE
用途 | Office |
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業務内容 | Architecture |
クライアント | 富士ゼロックス株式会社 |
設計体制 | 外装デザインアーキテクト/光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所、設計・監理/清水建設 株式会社 |
施工 | 清水建設株式会社 |
延床面積 | 135,253.62㎡ |
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階数・構造 | 20F/B1F/PH1F, S造(柱CFT)/一部SRC造 |
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-1 |
撮影 | 清水建設株式会社提供 |
Award | CASBEE S |
富士ゼロックスR&Dスクエアの施設は、矩形の業務空間を楕円形状の「縁側」がシームレスに周回する構成となっている。
そしてこの縁側は様々な異分野の研究開発者が、偶発的なインスピレーションを喚起しあう知的創造のプラットフォームである。ここでは様々の知が、ちょうど原子核の周りを回り続ける電子のように、干渉し合い、ぶつかり合って新しい創造の芽を探り出してゆく。
都市視点から見ると、楕円形状の施設は矩形の日産本社と対になって、みなとみらい地区へのゲートを形成すると同時に、都市の軸線の変化を曲面で緩やかに受け止めながらキング軸へと転換している。
楕円の外観には屏風状の分節がなされ、壁面に沿って流れる風に乱流を起こしビル風をコントロールしている。屏風状の分節は内側から見ると、歩く方向に沿って風景を次々と切り取りながら展開して偶発的な発想を刺激すると同時に、知のぶつかり合いを都市に示す展示ケースにもなっている。
つまり、ここではすべてが未来の価値創造の拠点を生み出すためにデザインされているのである。
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