Kumamoto Government Office A
用途 | Office, Public |
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業務内容 | Architecture / Interior |
クライアント | 国土交通省九州地方整備局営繕部 |
設計体制 | 安井・シーザーペリ設計共同体、外構設計協力:鳳コンサルタント環境デザイン研究所 |
施工 | 前田建設工業株式会社 |
延床面積 | 26,348.70㎡ |
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階数・構造 | 12F/B1F/PH1F, S造/一部SRC造 |
所在地 | 熊本県熊本市春日2-10-1 |
撮影 | 株式会社エスエス |
熊本地方合同庁舎は、熊本市内に分散した国の官署の老朽化と狭隘解消による行政サービスの向上を目的として、熊本駅周辺開発の拠点施設として計画されたプロジェクトである。
設計当初より、新熊本合同庁舎及び周辺地区整備協議会が開催され、地元の意見を積極的に取り入れて地域に開かれた合同庁舎を目指した。
我々は、人や鉄道・車からの多様な視点が存在する熊本駅周辺の特徴を活かし、見る角度や動きによって異なる表情を持つ外観デザインとした。
タイル打込PCa版の縦基調・リブ状金属板の横基調という、素材もデザインも異なる外装で外壁をダイナミックに分節している。
さらに、環境配慮や防汚対策の観点から庇のある開口・リブ状素材などを採用し、熊本の強い陽射しを受けて、陰影をまとう端整で品位ある外観となった。
エントランスホールでは、アースカラーとホワイトをベースにして、庁舎としての品格の中に熊本らしい色彩を取り入れている。
建物・広場の活用方法や棟配置・外観デザインなど地元協議会で対話を重ねながら進め、地域に開かれた新しい庁舎のあり方をデザインしている。
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