三井記念美術館改修

Museum / 2022

用途 Museum
業務内容 Interior
建築主 公益財団法人 三井文庫
設計体制 デザイン監修:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所
設計・監理:株式会社日本設計
施工 三井住友建設株式会社
株式会社 三越伊勢丹プロパティ・デザイン
延床面積 3,301.52㎡(改修範囲)
階数・構造 7F/B2F/RH2F, SRC造/RC造
所在地 東京都中央区日本橋二丁目1番1号
撮影 黒住直臣

歴史ある空間を現代技術で蘇らせる

三井文庫別館を三井家及び三井グループに縁の深い日本橋/三井本館に移転して、2005年に開館した三井記念美術館。本改修計画は、開館からおよそ16年が経過し、設備機器等の更新時期に合わせて、鑑賞環境の改善、省エネルギー化や感染症対策など安全性の向上を目的とした改修計画である。

本改修では、三井家が収集し伝えてきた日本・東洋の優れた美術品を展示するための空間として、繊細な光と素材を用いた丁寧な計画が求められた。何度も現地へ足を運び、幾度も試作を重ねることで、新たに設える素材や色の選定を丁寧に行い、空間に違和感なく溶け込むものとした。展示空間に新たに設えたカーペットはそれぞれの空間に合わせた特注品であり、映像ギャラリーでは、来館者が適切な距離を保てるような家具選定、レイアウトを行い、上品でありながら感染症対策等にも配慮した空間としている。また全館の照明設備を蛍光灯から美術品展示用の高品位なLED照明へ変更することで、器具の長寿命化、使用電力の削減、器具発熱の低減による展示品の劣化対策にも貢献している。

この改修で新たにつくられた場所、MUSEUM SHOP & ART SALONでは展示室とつながりを感じるカラーコーディネーションを行い、展示順路の終着点である店舗まで一貫した空間となるようデザインした。また授乳室を設けるなど、子供連れにも優しい計画となっている。

歴史と由緒ある美術品の数々を、訪れた方々が気軽にゆっくりと鑑賞してもらえる空間となることを願っている。

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