日本橋三井タワー

Nihonbashi Mitsui Tower

Office, Commercial / 2005

用途 Office, Commercial
業務内容 Architecture / Interior
クライアント 三井不動産株式会社、千疋屋総本店
設計体制 デザインアーキテクト:シーザー・ペリ&アソシエーツ、設計・監理:株式会社日本設計
施工 鹿島・清水・三井住友・錢高・東レ・佐藤 共同企業体
延床面積 130,752.26㎡
階数・構造 38F/B4F, S造/SRC造/一部RC造
所在地 東京都中央区日本橋室町2-1-1
撮影 株式会社川澄・小林研二写真事務所、株式会社三輪晃久写真研究所
Award グッドデザイン賞(2008), 第48回BCS賞, ステンレス協会賞(2006), 照明普及賞(2006), 建築学会作品選集(2007), Architecture in Perspective Award(2004), CASBEE S

プロジェクトについて

70年前にトローブリッジ・アンド・リヴィングストンにより設計され、重要文化財として指定された三井本館に隣接する新館計画である。思考の原点は、この偉大な歴史建造物が室町にもたらしてきた記憶、品位、誇りを受け継ぎ、さらなる発展へとつなげる意思である。この歴史建造物が保持している機能、プロポーション、リズム、形象、時が刻む風合い、といった側面のひとつひとつとの対話がこの建築を立ち上げていくことになる。銀行という閉じられた本館の機能は、新館のアトリウムという公共性の高い機能へと移行していく。ネオクラシズムのプロポーション原理を失わない透明性が達成される。

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