Hilton FUKUOKA SEA HAWK
用途 | Hotel |
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業務内容 | Architecture / Interior |
クライアント | 株式会社福岡ダイエー・リアル・エステート |
設計体制 | 設計:シーザー・ペリ&アソシエーツ・株式会社竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店・前田建設工業・イチケン共同企業体 |
延床面積 | 140,910.00㎡ |
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階数・構造 | 36F/B2F, S造/SRC造/RC造 |
所在地 | 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-3 |
撮影 | 黒住直臣 |
Award | グッドデザイン賞(1995)/福岡市都市景観賞(1996)/公共の色彩賞(1996)/旭硝子デザイン賞(1996)/建築士事務所全国大会優良賞/プライベートグリーン設計賞(1996) |
福岡市中心部の天神から都市高速を西へ5分、円形屋根の福岡ドームの向こうにガラスのアトリウムと博多湾に今にも帆走せんとする船をイメージするタワー(ホテル棟)が見えてくる。本プロジェクトは1991年、コンベンションシティーとして計画されたホークスタウンの福岡ドームに続く2番目の施設として国際コンペが行われた。
敷地の持つ性格とプロジェクトに要求されているプログラムを十分に理解し、創造的にレスポンスする設計姿勢と今までのホテルの常識にとらわれないクライアントの発想とが結びついて、天神地区に集中していた福岡の街に厚みを加え、新たなシティーリゾートの形を実現した。船型形状のホテル棟は、全室から博多湾を望むことが出来ると同時に、船首にあたる海側のエッジから反対の南側に向かうほど東西の幅を確保し、隣接の福岡ドームのボリュームと曲線に呼応させている。また、壁面とスカイラインを3段階にセットバックすることで、風と波を思わせる躍動感あふれるフォルムを作り出し、磁器質タイル打ち込みのPC版の外装はダイアゴナルパターンと呼ばれる斜め方向のタイルの変化により、太陽の光を受け、時間と天候によって様々な表情を生み出している。
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