NHK Osaka Broadcasting Station, Osaka Museum of History
用途 | Office, Hall, Museum, Public |
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業務内容 | Architecture / Interior |
クライアント | 大阪市、日本放送協会 |
設計体制 | 日本設計・NTT-F・シーザー・ペリ共同企業体+NHK技術局開発センター+大阪市住宅局営繕部 |
施工 | 大林・竹中・戸田・三井・安藤 特定建設工事共同企業体 |
延床面積 | 90,026.41㎡ |
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階数・構造 | 18F/B3F, S造/SRC造 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区大手前4-1-20 |
撮影 | 株式会社エスエス、株式会社川澄・小林建築写真事務所、稲住写真工房 |
Award | 大阪まちなみ賞市長賞(2003)/公共建築賞(2006) |
NHKの放送会館と、市立の歴史博物館が一体の複合施設として計画されたものである。この地域では大阪の歴史的ルーツとされている難波宮の遺構が確認されており、この遺構群の軸線に合わせて建物を配置している。また、紡錘型の博物館は約45度向きを変え、大阪城天守閣に軸線を向けることによって歴史的建築と現代建築の織り込みを意図している。球体の皮膜を持つアトリウムは、ふたつの建物がジョイントする空間であり、ホール、BKプラザ、カフェなどの施設が面することによって数多くの人が集まる共有空間として機能する。両建物に、視覚的にも構造的にも緩やかに接続するように、軽く、薄くし、内部からの視線の透過、地面から天空への連続を実現している。夕刻となるとその皮膜は姿を消し、アトリウム内のアクティビティが浮かびあがる。
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