温泉舎(ゆのや)

Yunoya

Public / 2010

用途 Public
業務内容 Architecture
クライアント 湯田温泉配給協同組合
設計体制 設計・監理:光井純&アソシエーツ建築設計事務所
施工 シマダ株式会社
延床面積 16.09㎡
階数・構造 1F, S造/W造/RC造
所在地 山口県山口市湯田温泉4-1365-13
撮影 黒住直臣

プロジェクトについて

「温泉舎(ゆのや)」は、市が進める『温泉街を活性化させるためのまちづくり』に賛同した湯田温泉配給組合が、老朽化した温泉の泉源ポンプ室を温泉街の観光スポットにしようという取り組みとして、我々が改築を行ったプロジェクトである。
我々がこの地域で掲げたまちづくりのコンセプトである、『湯田モダン』を意識し、風情ある表情を狙った。
単純に古く懐かしい意匠や素材を使うだけではなく、現代の素材である鉄やガラスそしてコンクリートと云った素材も活用しながら、懐かしさと新しさを感じるデザインを狙った。
温泉街のシンボルとして源泉を櫓で形成し、街のランドマークとしての役割も担っている。

敷地を通り抜けの回遊式動線にすることで、訪れる人々をそぞろ歩きに誘い込む一助となり、街の活性化に繋がる事を期待している。
色彩計画は、湯田の今後のまちづくりの基調色になる事を考え、落ちつきのある焼杉の色調をベースに黒色を使ってモダンな表現を目指した。
舗装材は、湯田の昭和初期頃にレンガ塀などで街が整っていた時期があり、その頃の風情の記憶を残す意味で、レンガブロックを敷き詰めている。

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