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アークヒルズ仙石山森タワー

Arkhills Sengokuyama Mori Tower

Office, Residential, Commercial / 2012

用途 Office, Residential, Commercial
業務内容 Architecture / Interior
クライアント 虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合
設計体制 外装デザイン・オフィスエントランスデザイン:Pelli Clarke Pelli Architects+ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン、設計・監理:森ビル株式会社、建築設計:株式会社入江三宅設計事務所
施工 株式会社大林組
延床面積 143,426.23㎡
階数・構造 47F/B4F/PH1F, 仙石山森タワー:RC造/S造/制震構造、仙石山テラス:RC造/免震構造
所在地 東京都港区虎ノ門5-5-1
撮影 黒住直臣、森ビル株式会社提供
Award グッドデザイン賞(2013), 北米照明学会賞部門佳作(2013), CASBEE S

プロジェクトについて

アークヒルズ 仙石山森タワーは国際コンペで獲得してから、10年ほど経ってやっと完成を見たプロジェクトである。
我々は、地形の特性を生かしながらデザインを考えることがプロジェクトにおいて重要であると考えた。我々が過去にデザインした愛宕グリーンヒルズにおいて表現した、大地と空を意識したデザインを、アークヒルズ 仙石山森タワーでも継承されるべきであると考えた。そして機能性は100%確保しながら、都市の風景として個性的で柔らかさを秘めた形に到達したいと考え、タワーの四隅に円錐形を逆さまにして傾斜させ、四角柱と相貫するデザインを作り上げた。このタワーのスカイラインは見る角度によって変化する。空に向かって緩やかに輪郭が小さくなってゆく「柔らかい形」に到達することができたと考えている。これは、コネチカット州ニューヘブンのぺリ事務所で数多くの形を検討し、たどり着いた形である。

タワーから低層部にかけては、建物のスケールができるだけスムーズに変化するように留意した。バルコニーによる分節、コロネード、キャノピー、さらにランドスケープといった様々な仕掛けを駆使しながら、地形の特徴を活用してデザインに導いた。
クライアントの考える、緑と賑わいあふれる「バーティカルガーデンシティー」の理念を、このプロジェクトで実現させる一端を担えたことは、我々にとって大変誇らしく、記憶に残る東京の風景をより成熟させる存在になってほしいと心から祈念している。

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