用途 | Hotel, Banquet, Restaurant |
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業務内容 | Architecture / Landscape / Interior |
クライアント | オリックス不動産株式会社 |
設計体制 | デザイン監修:光井純&アソシエーツ建築設計事務所、実施設計・監理:株式会社大林組、基本設計:株式会社久米設計 |
施工 |
延床面積 | 27,183.93㎡ |
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階数・構造 | 9F, RC造/S造/杭基礎構造 |
所在地 | 沖縄県中頭郡北谷町字美浜40-1 |
撮影 | 株式会社川澄・小林研二写真事務所、株式会社ナカサアンドパートナーズ |
プロジェクトについて
沖縄本島中部の西海岸に位置する北谷町美浜にあたらしくオープンしたヒルトン沖縄北谷リゾートは、利便性の高い場所に位置し、またアメリカンビレッジが隣接しているというアーバンリゾートタウンのホテルである。設計の初期段階からヒルトンホテルとも密接に打ち合わせをバイリンガルで行ったことで、「ヒルトンスタンダード」をしっかりと読み込むことが可能になり、デザインに活かすことが出来た貴重な経験となった。
デザインにあたっては、周辺の都市的な喧騒から切り放された“パラダイスアイランド”をつくあげることが、我々のデザインの使命であった。“パラダイスアイランド”をつくるために敷地外週にはかつての琉球国で城を意味した“グスク”をモチーフに、琉球石灰岩を用いて壁で囲みました。建物のボリューム計画は、建物をS字形状とすることで海を望む客室数を拡充するとともに、ゲストの視線方向を外海に向ける工夫をした。
“流れる雲”をモチーフにした外観デザインは、S字の建物ボリュームに曲面形状のパール塗装で設えたバルコニーがある。それは太陽のあたり方や季節ごとの日差しにより、美しく表情を変化させます。敷地は中央貫通通路により分断されていることを活かし、“2つのガーデン”にはそれぞれに個性を持たせた。
沖縄に建つリゾートホテルとして、沖縄文化を巧みに建築空間のデザインに組み込むことが重要であると考え、空間のさまざまな場所に、沖縄由来の材料や色彩、風景を取り込んでいる。ロビーチェックインスペースのアートには、沖縄紅型のデザイナーとコラボレーションを行い、沖縄の高級リゾートホテルに相応しい、この場所の風景と文化を積極的に取り込んで完成に至った。
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