Tri-Seven Roppongi
用途 | Office, Commercial |
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業務内容 | Architecture |
クライアント | TRI-SEVEN ROPPONGI特定目的会社 |
設計体制 | 外装コンセプトデザイン/光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社 |
施工 | 株式会社竹中工務店 |
延床面積 | 31,446.49㎡ |
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階数・構造 | 14F/B2F, S造/SRC造 |
所在地 | 東京都港区六本木7-7-7 |
撮影 | 黒住直臣 |
Award | LEED-CS Gold |
Tri-Seven Roppongiは、プロジェクトの施主であるペンブローク・リアルエステート・ジャパンと共に、デザインコンペ時から建物形状、プラン構成について議論を重ねて業務を進めてきた。外苑東通りと六本木ヒルズに挟まれた敷地が特殊な形をしていることから建物の形が異形とならないよう配慮し、さらに敷地周辺に建つ六本木ヒルズや東京ミッドタウンといった建物のどの角度からも建物が見えてくるため、建物の裏表が出ないようにデザインすることが重要であった。これを踏まえて我々が提案したのが、後ろ姿も美しい「見返り美人」というデザインコンセプトである。美しい折り紙のようにファサードを包みながら敷地コーナーに頂点を持ってきて、着物の裾が重なったような隙間をリズミカルに設けている。日本的なデザインモチーフでありながら、アシンメトリーな立体物として街の魅力アップに貢献することが出来た。
ゾーニングとしては地下1階、1階、2階を店舗スペースとし、3階をオフィス用のスカイロビーとした。3階スカイロビーからは天祖神社への眺望を楽しめるような構成となっている。その上部は中間免震階となり、その上にオフィスエリアが4階~14階までを占めている。コアの位置を東側に寄せ、出来る限り奥行きの取れるワンルームのオフィス空間とした。
敷地が不定形であることを逆手に取ってデザインを行い、建物の付加価値に結びつけることが出来たプロジェクトである。
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