ルミレイス豊洲

LUMILACE TOYOSU

Residential, Commercial / 2016

用途 Residential, Commercial
業務内容 Architecture / Landscape / Interior
クライアント 株式会社丸仁ホールディングス
設計体制 デザイン監修/光井純&アソシエーツ建築設計事務所、設計・監理/清水建設株式会社
施工 清水建設株式会社
延床面積 15,593.79㎡
階数・構造 17F, RC造
所在地 東京都江東区豊洲5-5-18
撮影 黒住直臣
Award グッドデザイン賞(2016)/北米照明学会賞(2017)

プロジェクトについて

ルミレイス豊洲は、短期賃貸のシングル層をメインターゲットとした集合住宅である。この特徴を考慮し、豊洲の新しい街のイメージをよりストレートに体験してもらえるように、デザイン的にもインパクトのある表現を心掛けた。壁面緑化を施した石貼りの低層部、アルミのグリッドによってタイトに構成された中層部、そしてガラス手すりによって水平方向を強調した高層部と、それぞれ意図的に強い対比をもって対峙させている。
中間免振構造を採用した際には免振層の巨大な「壁」が街のスケール感と合わない場合が多いが、壁面緑化を伴った隆起した大地としてデザインし、2階テラスの植栽と、晴海通りの既存列植を立体的に連続するようデザインしている。

エントランスホールはアルミルーバーで覆い、隆起した大地を潜り抜けるトンネルに見立てデザインされたものである。ルーバー越しの自然光や照明は「トンネルへ降り注ぐ光」をデザインしている。降り注ぐ光を最大限に具現化したのが、2階天井から中間免振層を貫いて1階まで到達するレースのファブリックアートを設けた高さ10mを超える吹抜空間である。1、2階の共用部は中間免振層によって分断されるのが通常だが、それを大胆にも繋げる試みを行い、他に類を見ないユニークなインテリア空間としている。

ファブリックアートは住民の方々を優しく迎えてくれる他、2階においてはラウンジとスタディルームを緩やかに繋ぐ緩衝空間となっている。

そしてまた、このファブリックアートは「ルミレイス豊洲」の顔として、晴海通りの賑わいに貢献する仕掛けでもある。プログラミングされたLED照明によって色彩豊かに刻々と表情を変え続けるファブリックアートと建物の存在が、新しい街豊洲の彩りとなることを願う。

豊洲のまちづくり
https://www.jma.co.jp/works/urban-planning-for-toyosu/

アーバンドックパークシティ豊洲
https://www.jma.co.jp/works/urban-dock-park-city-toyosu/

SKYZ TOWER & GARDEN
https://www.jma.co.jp/works/skyz-tower-garden/

BAYZ TOWER & GARDEN
https://www.jma.co.jp/works/bayz-tower-garden/

パークアクシス豊洲キャナル・キャナルプレイス豊洲
https://www.jma.co.jp/works/park-axis-toyosu-canal-canal-place-toyosu/

豊洲ベイサイドクロス
https://www.jma.co.jp/works/toyosu-bayside-cross/

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