豊洲地区のまちづくり

ウォーターフロントの時代を迎えた豊洲地区。このエリアの先駆けとなり、豊洲のまちを象徴するスカイラインをつくり上げることを目標に、「アーバンドックパークシティ豊洲」（2008年）のデザインを行った。このプロジェクトでは、隣接する大型商業施設との調和を考えながら、統一感と個性とがバランスする美しい水辺の風景を作り上げることがデザインの使命であった。

私たちはその後、かつて火力発電所が置かれ首都圏のエネルギー供給を担っていた豊洲3-2街区の再開発プロジェクトにも携わることとなった。東京の中でも、やや開発の遅れていたこの地区を新しく先進的な”まち”に生まれ変わらせるにあたって、私たちは「Intellectual」をコンセプトとしたまちづくりのための「豊洲3-2地区デザインガイドライン」（（2011年）を策定した。このデザインガイドラインにおいては、建築と外部空間、緑、光のデザインを通して、多様で快適な水辺空間のまちの創造を目標としている。

また、豊洲3-2街区の個々の建物についても、我々はこの街区で最初に竣工した「SKYZ TOWER & GARDEN」（2015年）をはじめ、「パークアクシス豊洲キャナル・キャナルプレイス豊洲」（2016年）、「BAYZ TOWER & GARDEN」（2016年）など、複数の建物デザインを手掛けている。さらに、豊洲駅前に完成した「ルミレイス豊洲」（2016年）は、都心に働く上質な住まいを求める若いシングル層に向けての賃貸住宅デザイン、「豊洲ベイサイドクロス」（2020年）は、オフィスワーカーのクリエイティビティを刺激する計画とした。

新市場やオリンピック関連施設にほど近く、東京の都市の中で益々注目を集める豊洲一帯のまちづくりに貢献している。

アーバンドックパークシティ豊洲
https://www.jma.co.jp/works/urban-dock-park-city-toyosu/

SKYZ TOWER & GARDEN
https://www.jma.co.jp/works/skyz-tower-garden/

BAYZ TOWER & GARDEN
https://www.jma.co.jp/works/bayz-tower-garden/

パークアクシス豊洲キャナル・キャナルプレイス豊洲
https://www.jma.co.jp/works/park-axis-toyosu-canal-canal-place-toyosu/

ルミレイス豊洲
https://www.jma.co.jp/works/lumilace-toyosu/

豊洲ベイサイドクロス
https://www.jma.co.jp/works/toyosu-bayside-cross/